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時間価値を上げろ!【2019年 売上向上委員会】

【書評】「時間革命 一秒もムダに生きるな」 人生の見方、考え方が180度変わってしまう問題の書

【書評】「時間革命 一秒もムダに生きるな」 人生の見方、考え方が180度変わってしまう問題の書

ホリエモン・堀江貴文氏と言えば、テレビやネット動画を見ていてもスマホを片手に受け答えしている印象があり、有能な起業家なんでしょうが、どこか世の中をなめているようなイメージがありました。

そんな、ホリエモンのイメージはこの本を読むことで、ガラッと変わってしまうことでしょう。

ホリエモンだけでなく、この本一冊であなたの時間の概念がひっくり返って、もう二度と元に戻らなくなるかもしれません。

タイトルは「時間革命」で、帯には「あなたの人生に革命を起こす、ホリエ式時間術」
とありますが、時間術という側面より、【人生に革命を起こす】という点に注目していただきたい本です。

時間とは命=人生そのものである

冒頭で、いきなり堀江氏は「時は金なり」とはとんでも間違いだと真っ向から否定します。

堀江氏にとっては、時は命そのもので、全ての中で一番大事なものだと言い切ります。

【金こそ一番大事】と言う世間が作ったイメージが崩れました。

「時間=人生」だからこそ楽しい時間を過ごすためにお金があるのだと言うのです。

だから、時給1000円でアルバイトをする人の1時間は本当に1000円の価値しかないのだろうかと問います。

多くの人たちは「時間=人生」を仕事・会社・上司・家族を他人に切り売りしている。
「他人の時間」に振り回されるのをやめて、「自分の時間」を起点にすべきだと。

大半の人は他人の時間を生きている

時間には2種類しかない。
「自分のための時間」と「他人のための時間」である。
(引用元:堀江貴文著「時間革命」)

堀江氏は自分の時間が多いほど、質の高い人生を送れると断言します。
逆に、他人時間を過ごしている人が、自分の人生に満足できているわけありません。

「自分時間を増やす+他人時間を減らす→人生の質が高くなる」

これが堀江氏が本書で語りたい核心です。

自分時間の大切さを知った刑務所生活

堀江氏が他人時間と自分時間を意識するようになったのは、刑務所生活を送った1年9ヶ月の時でした。
俗に人の器を大きくするのは投獄、倒産、大病と言われますが、堀江氏もそんな困難を乗り越えたからこそ、達観した人生観をもちえたのでしょう。

【刑務所というのは、「他人時間の極致」のような場所だ。】

【「時間を取り上げることが刑罰になる」という発想の背後には、優れた人間的洞察があると思う。時間を削り取られるというのは、人間にとって決定的なペナルティなのだ。
これを上回る刑罰は、その人間の残り時間そのものを根こそぎ消し去ってしまうこと、つまり死刑しかない。】

(引用元:堀江貴文著「時間革命」)

堀江氏が長野刑務所で与えられた役割は衛生係でした。
一人で身の回りのことができない受刑者たちの介護をする仕事でした。
刑務所暮らしは一日中を他人のために費やさなければなりません。
その時、堀江氏は今まで自分時間だけを生きてきたことを痛感します。

さらに会社や家庭への不満がありながら、 そこから一歩も動かない人たちの心理を納得することができました。
【「他人時間を生きる」というのは、監獄に入っている状態によく似ている。】
(引用元:堀江貴文著「時間革命」)

自分の頭の中にも他人時間が潜んでいる

人間に与えられているのは同じ「1日24時間」です。

人生を他人時間に明け渡している限り、自分時間は増えることはありません。
他人時間をキープしながら、自分時間も同時に増やすなんてことは不可能です。

他人時間と自分時間はトレードオフで、他人時間を減らさない限り、自分の時間を増やすことはできないのです。

では、なぜ多くの人は他人の期待を満たす生き方をやめられないのか?

堀江氏は若い時から自分時間を生きてきた人です。だから、他人時間を生きる人の気持が
分からないのです。
でも、長年の考察によってやっと答えがみつかりました。

【人から嫌われるのが怖いのである。他人の期待を満たすことをやめた途端、人から見放されることになるのを恐れているのだ】

(引用元:堀江貴文著「時間革命」)

他人時間というのは、会社や家族に自分の時間を捧げることだけではありません。

自分の意思で行っているつもりでも、実は他人の価値観・他人の目を気にして行動していることがあります。

親や社会から価値観を植え付けられて、本当は心の底では、嫌がっていても渋々やっていることもあります。

他人時間の中にも2種類あり、

1.物理的に他人にささげている時間(会社づとめ、家事、育児)
2.頭のなかにいる他人に奪われている時間

1なら実際に時間をそのことに捧げているので、誰でも気が付きます。
しかし頭の中にいる他人というのは、なかなか自覚できないのではないでしょうか?

本当は興味ないのに、一相応の年収を目指したり、車を購入したり、家を購入したりすることも、自分の中の他人の目線(世間体)を意識した行動です。

しかし、ほとんどの人間は自分の中の他人の価値観・ものさしに必死に合わそうとして、人生の大半を過ごしているように見えます。

また他人を羨んだり妬んだりすることも他人時間に人生を奪われているのです。

悩みの裏に本音がある

人々がこうしたい……と思いながら、行動に移せず悶々としているのは、
「失敗したら、人からどう思われるだろう」
「大企業を辞めて、小さな会社で働くのはみっともない」

自分で作り出した幻の「世間」を気にして、勝手に気に病んでいるだけ。
そんな妄想をきっぱり捨て去ると、ようやく自分の中の本音が出てきます。
「起業したい」
「会社を辞めたい」
世間の目を取っ払って見えた思いこそが揺るぎない【心の事実】で、そこが自分の出発点なんだと言うのです。

悩みというのは、シンプルな【心の事実】に世間をゴチャゴチャとまとわりつかせて、身動きがとれなくなっている状態です。

その目の前のゴチャゴチャを一つ一つ解決していくのではなくて、ゴチャゴチャをズバッと全部削ぎ落として、残ったシンプルな【心の事実】と向き合うことだと言うのです。

なぜホリエモンの言葉は炎上するのか?

堀江氏はどんな時、状況でも本音を話しているように見えます。
心の中に本音しかないのは、迷いがなく常に本質を見ているからです。

それが、しばしば炎上するのは、常識と世間体に囚われている人から見れば、常識はずれで、ドライに捉えられるからでしょう。

堀江的幸福論とは

堀江氏は「労働=つらいけど尊い仕事」というのを真っ向から否定します。

【つらいけど努力して成果を出して、その対価にお金をもらう】という価値観に囚われている限り、人生をずっと他人時間に食い荒らされいくだけだというのです。

たのしい仕事しかしないと決めているのは、努力→成果というやり方だと必ず勝ち負けが生まれてしまうからです。

勝負は、能力差や運や巡り合わせの要素も入ってきます。
たのしむことを基準にしていれば、たとえ負けたとしても満足感が残るのです。

堀江氏の言う幸福とは、努力や積み上げた先にある「点」ではなく、日常の中に横たわっている「線」だと言うのです。

【グーッと我慢を重ねて、あるときポンッといきなり幸せに「なる」のではない。ぼくたちはいつでも幸せで「ある」ことができる。】
(引用元:堀江貴文「時間革命」)

幸福は未来の先にあって手を伸ばして掴むものではなくて、すぐ横にあって受け取るものだと言うのです。

また幸福は0か1の世界ではなく、度合いだといいます。
あるのは「少し幸せ」「まあまあ幸せ」「めちゃくちゃ幸せ」という度合いだけです。

より大きな幸せを目指して頑張ると、そのプロセスで苦労や苦痛も大きくなります。
幸福を最大化しようと躍起になると、不幸になるという矛盾にぶちあたります。

では、より多く幸せになるには、何が必要なのかというと、
「食欲・性欲・睡眠欲を満たすこと」に尽きるのです。
人間も動物の1つで、動物の欲望は生理的なものに限られていています。
そして、3大欲求は、1日単位で満たされたらリセットされるものです。

その3大欲求さえ満たされれば、僕らはそこそこ幸せになれると言うのです。

無常観のワンセットの仕事哲学

ここまで読まれた方は、堀江氏の人生観、幸福観が実は仏教的だったり、江戸時代以前のの日本人本来のものに近いのが理解いただけたと思います。

最近、日本でも普及してきたマインドフルネス的な、今、この瞬間を大事にする思想に近いものを感じます。

堀江氏は、曽祖父の死を体験し、6歳の頃に、人はいつか死ぬという事実を悟ります。
しばしば襲いかかる死の恐怖に悩まされてきましたが、ある日楽しいことに夢中になってはまっていたら、死の恐怖から逃れられていることに気が付きます。

「無常」という悟りと、その都度その都度、夢中になること・楽しいことにハマっていくというスタイルは、無常観とワンセットだったんですね。

次章は、1秒もムダに生きない堀江氏の具体的な時間活用術を紹介します。

実践!ホリエモンの時間術

ハマることに出会うこと

好きこそものの上手なれとよく言いますが、ついついハマってしまうことに夢中になることが最大の時間戦略です。
取り組んでいる間は没頭して、時間を忘れてしまうことに出会えれば、スキルも知識も、努力した自覚なしにあっというまに手に入ってしまいます。

得意なことに集中すること

堀江氏は自分の強みだけに集中して、後の仕事は全部他の人に丸投げしています。
数年前に、パソコンは手放して、スマホのみです。
プログラミングも得意でしたが、自分より得意な人はいくらでもいるので、人に任せています。
自宅も持たず、ずっとホテルに住んで掃除・洗濯も人任せです。
効率化に対して、ものすごい徹底ぶりです。

マルチタスクと隙間時間の活用

集中しなければならない強みの部分はシングルタスクで、あとの些末な仕事は全部スマホを使ってマルチタスクで行っています。
移動時間や待ち時間などの、5分から10分の時間に常に何をするかを決めて、集中して行います。

ストレスを減らす 時間を奪う人を排除する

堀江氏は自分の時間を奪う人には、不快感を相手にそのまま伝えると言います。
なかなか凡人ではできないことですが、
ストレスが貯まる行為や会うとストレスが貯まる人はできるだけ排除します。

即断即決即行動

これをしようかするまいか、迷っている時間が最大のムダです。思い立ったら即行動。
長期計画なんか立てません。何事もやってみないと分からないからです。
ダメだと分かれば、すぐ撤退。切り替えます。

情報を制すれば恐怖が消える

常に新しいビジネスのアイデアを生み出す堀江氏ですが、秘密の情報ルートを持っているわけではなくて、新聞や雑誌やニュースアプリなど、誰でも入手できるものばかりなんだそうです。
新しいことに挑戦できない人は、情報量が不足していると言います。情報をたくさん入手することで恐怖心を克服できるのです。

「時間革命」まとめ

堀江貴文氏の著書は何冊か読みましたが、本書でやっと彼の本質が見えた気がしました。

また、時間の概念がガラリと変わりました。
ホリエ流時間管理術は自分時間を増やし、他人時間を減らすのが第一なのですが、堀江氏の考え方がインストールされて、気がついたら真っ先に自分時間を確保しているようになりました。

「時間革命」はまさに、あなたの時間=人生がまるっきり変わる劇薬なので、読むのにちょっと覚悟がいるでしょう。

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