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【アフターコロナの経済活動】コロナウィルスの影響下におけるインサイドセールスのためにDMを活用しよう
新型コロナウィルスの影響で製造業などにおける派遣社員の失業が増えています。しかし事態が終息すれば、あらたな雇用のため人材派遣会社には多くの人材が登録することになると考えられます。
そこで今回は人材派遣会社へのインサイドセールスとして、DMによるセールスツールに関するご紹介をします。
1 新型コロナウィルスの緊急事態宣言下ではインサイドセールスがおすすめ
2020年5月1日、当初は5月6日までの期限だった新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言を1カ月程度延長すると安倍首相より表明がありました。人と人との接触を8割減らす目標の達成が不十分との専門家会議での意見もあり、営業活動にも制限が課せられることになります。
このような状況下では、人と直接話をすることなく営業活動ができるインサイドセールスが必要です。インサイドセールスとはオンラインツールなどを利用して、客先に訪問することなく成約につなげる営業方法を意味します。
しかしオンラインで営業活動を行い、最終的に成約までたどり着くためには、ある程度の顧客との信頼関係構築や事前の情報提供が必要です。そこでインサイドセールスに役立つツールとして、DM(ダイレクトメール)があります。
DMは既存客への情報提供のほかに、新規顧客開拓のためのアプローチにも利用できます。
2 新型コロナの影響下で人材派遣業界へアプローチすべき理由
販売会社の営業時間短縮や営業そのものの自粛、あるいは製造工場における生産活動の自粛などの影響で、派遣社員などの雇用にも影響が出ています。契約期間の終了などにより失業者も増えると予測されます。
このような状況下では人材派遣業界も、派遣すべき人材がいなくなり現状としては厳しいものでしょう。しかし、コロナウィルスが終息すれば、あらたな雇用希望者が増加することにより、人材派遣業界はいかに優秀な人材を確保するかが課題になると考えられます。
そこで今行うべきは、人材派遣会社へのインサイドセールスであると言えるでしょう。
3 インサイドセールスにはDMが効果的
DMは本来、いかに開封率を高めるかが課題のセールスツールとなります。しかし現状のコロナウィルスの影響化では、貴重な情報収集ツールとして認識されます。つまり従来よりも開封率は高まると考えられるということです。
そこで人材派遣業界への営業活動にDMを利用することをおすすめします。たとえば人材紹介管理ツールなど、社内での情報共有や優秀な人材の掘り起こしに役立つツールの提供をするために、DMを活用するとよいでしょう。
人材紹介管理ツールは、人材派遣会社内における情報共有を円滑にするもので、優秀な人材からの問い合わせも取りこぼすことなく対応できるツールです。
コロナウィルス終息後は人員削減を進めた企業が、テレワークなどを継続したうえで効率よく業務を遂行するため、優秀な人材確保を行うと考えられます。そのため人材派遣会社同士の競争も激化することが想定されます。そのような状況において導入を検討してもらうツールはいろいろとありますし、今からDMでその内容を伝えるのが効果的と考えられます。
4 効果的なDM作成のポイント
DMの開封率を高めるためには、ターゲットとアピールすべきことを明確にすることが必要です。今回は具体的に、人材派遣会社に対してコロナウィルス終息後の、優秀な人材を確保するために役立つツールのご案内、という内容になるでしょう。
できる限りパーソナライズすることで開封率は高まりますし、さらに検討してもらう可能性も高まります。
そしてもうひとつ、DM作成で大事なのは効果を検証しやすくすることです。具体的に送付したDMを見て問い合わせはどの程度あったのか、その確認のための専用ダイヤルなどを記載する必要があります。反響率を測定しながらDMの文面やデザインを検証し、より成約率を高めるツールに仕上げることが大切です。
まとめ
今回はコロナウィルスに関する非常事態宣言下におけるインサイドセールスとして、DMを活用する方法をご紹介しました。コロナウィルスもいずれは終息するでしょう。その時に備えて、今からインサイドセールスのためのセールスツールとしてDMの導入を検討してみてはいかがでしょうか。