時間価値を上げろ!【2024年 利益向上委員会】
【集客】営業しなくても勝手に顧客が集まる方法
「なぜこの商品が売れないんだろう…」「どうして、契約が取れないんだろう…」商品、サービスを販売する業種の方なら誰しも一度は考えることではないでしょうか。
そして、より多くの顧客に商品やサービスを販売するために様々な策を講じたり、日々営業努力をしているのではないでしょうか。でもその方法が間違っていたとしたら…。
営業をしなくても、顧客が自ら集まってくるサービス、商品を例に「営業しなくても顧客が集まる方法」について考えてみたいと思います。
アップル製品にみる「ブランディング」
アップル製品ときいて、みなさんは何を思い浮かべますか。「iPhone」「洗練されたデザイン」「機能性」「スティーブ・ジョブズ」など、すぐさま企業や製品に対するに持つイメージを挙げることができると思います。
すでに、顧客がアップルという企業に対して一定の価値を認め、ブランドとしてしっかりと認知されていることがわかります。
他のPCやスマートフォンを扱う企業に対してはどうでしょうか。アップルほどの企業イメージがある会社は少ないと思います。
わかりやすいブランディングの成功例ですが、顧客はそうしたブランド力があれば、新製品の求め行列に並んででも買い求めています。
あなたの商品、サービス、企業はどうでしょうか。
一気にブランド力を上げることは難しくても、「ブランディング」を念頭に置くのと、置かないのとでは企業価値を上げるのに差が出てくることは明らかです。
タピオカブーム
過去にも何度か、タピオカドリンクの流行がありましたが現在もそのブームが再燃し、若者を中心に消費されている「タピオカ」。
そのヒットの要因の一つとしてよく挙げられるのは「インスタ映え」ですが、果たしてインスタ映えだけでこれだけタピオカドリンクは長年に渡って飲まれ続けるでしょうか。
インスタ映えといっても、ミルクティーに黒いパールが沈殿しているドリンクはさほど「映え」の程度は低いのではないかと思います。
そして一度飲んだら、再び購入することもないでしょう。
これだけ長期に渡りヒットするのには単純な理由がります。
それは「美味しいから」です。美味しければ、食べた人はまた食べたいと思いますし、それを他の人にもすすめたりするでしょう。
そうして商品は「買ってください」と営業しなくても、勝手に売れ続けます。
食品以外でも同様です。
「誰しも便利だと思うサービス」は自然と普及するでしょう。
欲しい人に売る
当たり前のことですが、商品、サービスを購入するのは「その商品を欲しいと思っている人」です。
ですが世の中の営業活動の多くは、「興味がない」「欲しいと思っていない」人に対して「興味を持ってください」「欲しくなりませんか?」と、自ら顧客に対して積極的にアプローチしていることが多くあります。
それで販売、契約できることもありますが時間と労力をかけて非効率であったり、積極的なアプローチに対して不快感を覚える人もいるかもしれません。
それではどうしたら、「欲しい人に売る」ことができるのでしょうか。
それにはまず第一に、興味を持っている人や欲しいという意思表示を行なっている人にアプローチすることです。
次にみなさんが興味を持ったり、購入を検討するときなにをしますか?
それは「検索」だと思います。
インターネットの検索をしたときに、その商品やサービスが上位に出現したらまずそこからクリックして比較検討することは多いでしょう。
もし、インターネットの広告を使うとしたら興味を持っている人が多く訪問してくれるサイトを選ぶと思います。
例えば、キャットフードを売りたいとしたら、猫を飼っている人が多く閲覧しているサイトであったり、Googleのアドセンスのシステムは検索履歴からユーザーにマッチした広告を自動表示しれくれます。
「営業」の手法は時代と共に変化しています。ブランディングや商品価値、広告など複合的な戦略で、「勝手に」顧客を集めたいです。